「会計不正防史学」企業会計2016年1月号――発売中です。

 

Accounting(企業会計) 2016年 01 月号 [雑誌]

Accounting(企業会計) 2016年 01 月号 [雑誌]

 

   昨年から連企業会計誌上で載いただいている公認不正検査士(CFE)による企画「会計不正予防学」は,2年目を迎えた1月号からタイトルを「会計不正防史学」と変え,また,執筆担当者も大きく入れ替えて継続されることとなりました。

 そのトップバッターとして,当職がとりあげた事件は,北越紀州製紙子会社の元部長による横領事件です。

「会計不正防史学」と名付けてくれたのは編集部のみなさんで,歴史から不正防止を学ぶ,という意図が込められております。ご承知のとおり,会計不正の防止策には,「これだけやっておけば大丈夫」というものは存在しません。それぞれ立場の異なる12名のCFEが実際の事例をもとに考える「不正防止策」を,ぜひご一読いただけたら幸いです。

 表紙が黄色に変わった(なぜかAmazonの商品紹介ではNo Imageとなっております)2016年度の「企業会計」1月号の特集は,「戦後会計史9の転機」です。まだざっとタイトルに目を通しただけですが,若杉明教授が企業会計原則の現代的意義を解説し,弥永真生教授が会社法会計を語るなど,新年号ならではの(?)豪華な執筆陣が目を惹きます。

Accounting(企業会計) 2016年 01 月号 [雑誌]

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