「税理」2016年9月号に寄稿しました(発売中です)。

 

税理 2016年 09 月号 [雑誌]

税理 2016年 09 月号 [雑誌]

 

  ぎょうせい発行の「税理」2016年9月号に寄稿しました。

 今回,編集部からいただいたお題は「随行者を伴う海外渡航費」について,税務調査に耐えうる証憑の作成・保存を含めて,実務上の留意点を解説してほしいというもので,ちょうど,東京都の前都知事さんの豪勢な海外出張が問題になっていた時期でもあり,なかなか興味深く,原稿をまとめることができました。

 小職の原稿はともかく,税理の今月号の特集記事は,「民事信託」。

 蒲田で公証人をされていたころに何度かご相談させていただうた弁護士の遠藤英嗣先生の解説を筆頭に,税理士向けの民事信託セミナーの講師として著名な方々が寄稿しておられます。4~5年前くらいから,税理士にとって民事信託(家族信託)の知識を拡充することの必要性は言われ続けていますが,どうにも,実務で取り扱っている人が少ないようで,まだまだ大多数の税理士は手探りのようです(小職も含めて)。

 折りも折り,本日の東京税理士会芝支部の研修もテーマもまた,「民事信託」でした。司法書士法人芝トラスト代表社員宮本敏行先生の具体的な事例解説をいただいたばかりなので,この記憶が鮮明なうちに,ぜひ,税理の特集記事を読みたいと思います。