「税務弘報11月号」に寄稿しました。

  中央経済社「税務弘報2081年11月号」が発売されています。編集部からの依頼に応じて,税理士事務所が巻き込まれてしまった税務調査以外のトラブルについて,7つの事例を選んで,実務的な解説記事を書きました。

 題して,「あなたの事務所は大丈夫? 税理士の最新トラブル事例7」。 

税務弘報 2018年 11 月号 [雑誌]

税務弘報 2018年 11 月号 [雑誌]

 

  とりあげたトラブル事例の見出しを転載させていただきます。

1.顧問先従業員の不正を発見できなかったら

2.税理士報酬の支払を求めたら

3.依頼者の提出資料不備で重加算税を受けたら

4.顧問先の粉飾で株主に訴えられたら

5.誤った所得金額を架空仕入れの計上で正したら

6.損失補填スキームを提案したら

7.弁護士法による照会に応じて顧客資料を提供したら

 当初,事例を集めるのに苦労するのではないかと懸念しておりましたが,TAINSの検索機能を使って,いくつかのキーワードで判決を収集してみたところ,次々に面白い(他人事だから言えることですが)事案が見つかりました。 みなさん,ご苦労されているようです。

 税理士事務所のみなさんが不測のトラブルに巻き込まれないために,拙稿が少しでも参考になればと考えております。