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尼崎税務署上席国税調査官による所得税不正還付

http://mainichi.jp/shimen/news/20150627ddm041040111000c.html

 新聞各紙によって若干容疑内容は違っているようですが,毎日新聞の上記報道では,尼崎税務署の上席国税調査官(47歳)は,

1.自身の確定申告で扶養控除を偽って,33万円余りの還付金を受けとったこと

2.元妻らの確定申告で虚偽の損失を計上して,約13万円の還付金を受けとらせたこと

3.調査と偽って国や自治体に対して個人情報を照会していたこと

などが判明しており,大阪国税局が懲戒免職としたうえで,国税庁は詐欺容疑で大阪地検に告発したとのことです。

 脱税事件としては金額も少なく,民間人の行為であれば,不正に還付させた所得税と重加算税を納付して,あとから延滞税を支払えばおしまいというところですが,現職の上席国税調査官が手を染めたとあっては,厳罰もやむを得ないかと思います。

「軽率で反省している」ということですが,代償は高くついたようです。

 日ごろは,納税者の不正を見抜く立場の国税調査官が,まさか自分だけは不正がばれるはずはないと高をくくっていたのだとすれば,言語道断ではないでしょうか。