3月26日（金）14時から，一般社団法人企業研究会主催のセミナーに登壇します。
テーマは，「不正の予防・早期発見のための事例でみる不正リスクの許容ライン」で，2019年から引き続き，同じテーマで事例をアップデートしながら続けているものです。昨年は，セミナールームで録画したものを配信する方法で行いましたが，今年は，現在のところ会場での開催を予定しています。
昨年は，企業研究会のものを含めてオンライン配信用のセミナー撮影が2本，会場開催が2本，登壇して話す機会を得ましたが，話す側からすれば，会場で聴講してくださっているみなさんの反応を見ながら，話を進めていく方が話しやすいし，楽しく感じます。一方，自分が受講者として参加している税理士会の研修などでは，PCモニターの画面右半分で研修を受講しながら，左半分で，講師が引用している文献を渉猟したり，条文を確認したりでき，また，研究会のメモもその場でワード文書に入力できるなど，オンライン研修の方が圧倒的に知識が身につくように感じています。
昨年来の新型コロナウイルス感染症予防の観点から，税理士会はオンライン研修受講に力を入れており，私が所属する東京税理士会以外の全国の税理士会が主催した研修会がオンラインで配信されています。税理士は年間36時間の研修受講が義務化されていて，私自身，開業以来，この時間を下回ったことはないのですが，2020年4月からの受講実績は，オンライン研修を積極的に受講したこともあって，65時間を超えました。
講師として登壇する場合には，リアルな会場開催の方が好ましく，自分が受講する場合にはオンライン開催の方が役に立つという，何とも相反する状況ですが，今回の企業研究会のセミナーが会場開催できるよう，新型コロナウイルス感染が抑止されること期待しております。
