税務弘報2017年6月号に寄稿しました(発売中です)

  ここ数年,税務弘報さんでは「定時株主総会における税務問題」の特集を6月号(5月初旬発売)で組まれており,今年も,執筆依頼をいただきました。役員給与,配当などのテーマは既にとりあげており,さて,テーマをどうしたものかと思って,編集部と相談して決めたのが,

「従業員持株会」

でした。

 従業員持株会を設立するメリットはいろいろありますが,オーナーや古くからの株主のの所有する株式を散逸させないための手段としての活用方法もありますよ,という話もいれおります。スムースな事業承継にも使えるというわけです。

税務弘報 2017年 06 月号 [雑誌]

税務弘報 2017年 06 月号 [雑誌]

 

  さて,本誌の特集は,「3月決算会社 28年度固有の申告書記載上の留意点」ということで,実際の別表の書き方解説付きで,参考になります。また,「実務解説」として,公認会計士の眞山徳人氏が『税理士がセミナーでこう評価を得るために~なおすべき七癖~』を寄稿していらっしゃいます。年に数回ですが,人前で話すこともある身としては,これはぜひ,処方箋に書かれている内容をs実践したいものだと思います。七癖と指摘されている中でも,とくに「話し方が平坦かつ早口」「結論を後回しにした構成」などは大いに思い当たるところでもあり,気をつけたいと,考えました。